日本の平和と安全を願って、1979年に当団体「スパイ防止法制定促進国民会議」(議長・宇野精一東京大学名誉教授、当時)が結成されました。

 以来、「スパイ防止法」制定に向けた着実な運動を行ってきました。
以下、その主な動きです。

1979年
   2月  「スパイ防止法制定促進国民会議」発足
   4月 機関紙「平和と安全」創刊(月刊)
   6月 全国初の地方議会議決。高知県佐川町議会で制定を求める意見書を採択

1980年
   1月 自衛隊スパイ事件発覚
   3月 福岡県で県議会では初の推進決議
   4月 自民党、「第一次法案」を発表

1981年
   5月 47都道府県全てに「県民会議」結成

1982年
   2月 福井県下42自治体で全国初の全議会推進決議
   7月 自民党、「第二次法案」を発表
   10月 県議会での推進決議が過半数を突破
   12月 元KGB少佐レフチェンコ氏の米議会での証言を毎日新聞がスクープ 

1984年
   4月 「スパイ防止法のための法律制定促進議員・有識者懇談会」が発足
   8月 自民党、「第三次法案」を発表 

1985年
   5月 自民党、法案を党議決定
   6月 自民党、議員立法として通常国会に法案提出
   6月 通常国会閉幕で継続審議を決定
 12月 臨時国会で廃案を決定 

1986年
   2月 自民党、「スパイ防止法制定に関する特別委員会」を設置
   3月 全国地方議会での推進決議が過半数を突破
   4月 自民党特別委、「第四次法案」を発表
   4月 「全国決起大会」を開催、有識者・各県代表など3000人が結集
 11月 「スパイ防止法制定を求める法律家の会」が発足
 11月 「スパイ防止法制定を支持する言論人の会」が発足
 12月 自民党特別委、中曽根首相(当時)に「次期通常国会への法案提出」を要請
 12月 スパイ防止法制定促進東京都民会議、自民党本部で支援大会開催(700名) 

1987年
   6月 映画「暗号名 黒猫を追え!」上映会(東商ホール)、以後全国で上映運動を推進
   7月 大阪でサンケイ新聞に全面意見広告
   8月 東京、関東、東北でも全面意見広告
 12月 自民党、特別委を「防衛秘密外国通報行為等防止法制定に関する特別委員会」に名称変更 

1988年
   2月 自民党特別委、同党国会議員に対し、法案説明会を3日間にわたって開催、合計216人の議員が出席、党内の合意を得る
   3月 自民党、法案の国民に対する啓蒙を目的に、全国で法案説明会開催を決定
   4月 岐阜市で第1回説明会を開催
   5月 群馬県前橋市でスパイ防止法案の説明会開催、以後、全国各地で開催

 90年代以降は、全国的な活発な運動は沈静化していたものの、近年の国内外の情勢を鑑み、2017年7月に当サイトをリニューアル。